昭 平令のブログ

韓国、中国旅行での大人の遊び方、中国嫁との国際結婚体験などをご紹介します。

大連の暮らし方 2⃣(近くて大きな隣人中国を知る)

アニョハセヨ、ニイハオ、こんにちは昭平令ショウピンレイ)

 です。私のブログに立ち寄って頂きありがとうございます。

 

 ここでは、私の中国嫁からいろいろ教わりながら、大連での

 暮らしぶりや、習慣、日本との違いなどについて書いていこうと

 思います。ちなみに嫁は、生まれはハルビンですが、大連に住所

 を移し20年以上暮らしていました。

*お知らせ*

昭 平令のブログは、hantenblogとともに先日こちらに引っ越ししました。

ksanhonsan.com

引き続きよろしくお願いいたします。

大連の普段の食事

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朝食

 

中国では長江を挟んで北と南で主食が変わります。

北部の人は小麦粉を使った、パンマントウが多いいですが

南部の人はお米です。

 

嫁は北部の大連なので、朝は油条(ヨウテャオ⇒揚げパン)と

豆浆(トウジャン⇒豆乳)と果物をよく食べたそうです。

油条の代わりに饅頭(マントウ)も食べることがあるそうです。

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油条


 

マントウは小麦粉で作った蒸しパンのようなもので、好みによって

少し砂糖か塩を入れるだけで、中に何も入ってないものが多いです。

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手作りマントウ



豆浆は大豆をミキサーですり潰して作ってたそうです。

ん~ん実に健康的だなぁ。

 

たまにお粥も作るそうですが、少し手間と時間がかかるのであまり

食べなかったと言ってます。

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お粥



朝食を外食にする人も多いようで、屋台のような所で油条と豆腐花

(ドゥフーファ⇒柔らかい豆腐にネギと醤油をかけたもの)を

食べたり、最近ではクレープに似た煎餅果子(シェンピングオズ)が

人気の様です。

 

煎餅果子は鉄板に薄く広げた小麦粉の生地の上に卵を落とし、味噌を

塗ってその間に好みの具材を巻き込んだもので、どちらかと言うと

タコスに近いかもしれません。

 

また肉包(肉まん)と茶葉卵(チャイェタン⇒卵をいろんな薬味でゆで

たもの)などもよく食べるそうです。

 

少々食べても10元(約160円)ほどで収まるので外食で済ませる

気持ちも分かるような気がします。


 

昼食

 

基本的に中国人は冷たい、冷めた食べ物や飲み物を嫌います。

私の嫁もお昼に余ったおかずを夜食べる時は、必ずレンジでチンします

し、夏でも牛乳やコーヒー、水までも沸かして暖かいものを飲んでます。

 

どうやら冷たい食べ物や飲み物は体に良くない、と思い込んでるようです。

確かにそうかもしれません、なんせ中国は四千年の歴史が有りますから。

 

なのでサラリーマンやOLは、お昼に弁当を食べるという習慣が有りません。

冷めたおかずや、ごはんの弁当は好まれません。

(んんっ?だったらホカホカ弁当なら食べるのかなぁ?いちど日本の

ほか弁屋さん、大連に出店してみませんか?)

 

ですからほとんどの会社員は外食で、職場の近くの食堂や、ケンタッキー

などのファストフード、コンビニでお昼を済ませます。社員食堂の有る

所もあり日本とあまり変わりません。

 

家庭での昼食は種類も多くわりと豪華です。

中国では夕食より昼食をご馳走にする事が多いい様です。

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こんな感じの食卓



ここで私の嫁と、その友達の作った料理をご紹介します。

 

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もちろんいつもこんなご馳走ばかりではありませんが、大体似たような

料理を3~4種類作って、あとはマントウやごはんの主食を食べるそうです。

 

中国で餃子といえばほとんど水餃子です。もともと焼き餃子は水餃子

残ったものを温める代わりに焼いたのが始まりらしいですよ。

 

嫁は餃子が得意で小麦粉を練って器用に皮を作ります。マントウや包子も

よく作ります。たまに韭菜盒子(にら饅頭⇒でっかい餃子みたい)も

作りますが、お世辞ではなく美味しいですよ。

 

また餃子や包子を食べるときは、ご飯を食べません。

私が餃子をおかずにご飯を食べていると、「なんで主食と主食をたべる?」

炭水化物をおかずにして炭水化物を食べるのはおかしいと言います。

 

私は関西系なのでうどんやラーメン、お好み焼きなどでもご飯を食べます。

これは、関東人からしてもおかしいと思われているのでまぁ仕方ないですが

餃子はどう見てもおかずだと思いますが、皆さんどう思われます?

 

あとつまみに、ザーサイ、自家製の味噌、生野菜など並べます。

 

量も多いのでだいたい残るそうです。

その残りを今度は夕食としていただくそうです。


 

夕食

 

お昼の残り物で済ませることが多いそうですが、たまに近くの家族と

大勢で外食に出かけるそうです。

 

その時は、火鍋や、鉄板焼き、中華料理、海鮮料理が多いそうです。

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私も大好きな火鍋

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鉄板焼 海古里





おやつ

 

嫁がよく食べていたのが、ヒマワリの種です。

小さな種のからを歯で割って黙々と食べてました。なにせ子供のころから

食べ続けていたため、上の前歯の一本が丁度ヒマワリの種が収まる形に

かけています。

 

 
 
 
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あんな小さな実を食べるのだったらピーナツの方がいいと思いますが、

中国人はヒマワリの種の方が好きみたいです。

 

ピーナツといえば、大連では加工していない生のピーナツを買ってきて

皮のままフライパンで炒って、塩を少々振りかけて食べてます。

これは出来立てを食べると病みつきになりますよ。

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炒めたピーナツ

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大学芋




果物もよく食べてますねぇ。りんごやなし、スイカ、瓜系の物など

中国は野菜もそうですが、果物も日本と比べて安くて大きいです。

嫁もキュウリが好きで日本の二倍くらいあるものを、味噌を付けたり

そのままでバリバリ、おやつ代わりに食べてます。

 

たまに、玉ねぎや青ネギもボリボリかじってますよ。(臭いけど。)

 

私が中国で一番おいしいと思った果物は、山竹(サンチュ⇒マンゴスチン

です。味はどちらかというとライチに似てます。殻は赤黒く1cm位の

厚みがあり、中には赤ちゃんの握りこぶしのような形の白い実が入って

います。

 

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山竹(サンチュ⇒マンゴスチン

初めて食べたときはあまりに美味しかったので、20個くらい買って

日本に持ち帰りました。(税関で少しドキドキしました。)

 

あと、これはおやつと呼べるかどうかわかりませんが、中国の人は

鳥爪ジージュア)も好きでよく食べてます。ニワトリの足先の

三本指の部分です。

 

 
 
 
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一度街角の肉屋さんで鳥爪が山積みにされているのを見かけたとき、

嫁に「何あれ?気持ち悪。」と聞くと「あれは中国人みんな大好き。」

と言ってました。その横には鳥のとさか部分も山積みされていて、

何ともグロテスクで気持ち悪かったのを覚えています。

 

その鳥爪を甘辛く煮込んで食べるのですが、ほとんど肉がなく食べると

いうよりは、吸い付いてる感じです。見た目気にしなければ食べられない

事はないと思いますが敢えてほしいとは思いません。

 

他にはポテトチップスをよく食べるくらいで日本とあまり変わりません。


 

まとめ

 

食に関してはその歴史が示すとうりやはり中国は奥が深いです。

どんなものでもどん欲に食べてきたのだと思います。

 

広大な中国では、場所によってさまざまな食材が有り、味付けも

調味料も調理方法も私たちの想像以上に千差万別です。

 

私自身は、中国の主だった都市でしか経験がありませんが、もっと

もっといろんな地方の料理を体験してみたいです。

 

食を知ることは、その国の歴史や文化、習慣、民族性を理解する上での

手がかりとなるような気がします。お互いがこれからも共存していく

ためにも、大きな隣人をもっともっと理解していきたいと思います。

 

皆さんも日本の中華料理でなく、本当の中国料理のおいしさ、楽しさ

不思議さを一度体験されてはいかがですか。


 

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